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「仕組み化されたビジネス」とはなんぞや

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知人が主催していた勉強会で、「時間をかけて仕組み化されたビジネスを構築しよう」という趣旨の勉強会があったので参加してきました。

起業してもう9年目になるので「今更?」と思われるかもしれませんが、
9年も経つからこそ固定観念に囚われている部分も多々あるだろうと最近感じています。

今回講師をしてくださった方は、自分とは違いインターネットをほぼ使わないで事業をされている方だったので、どのような考えで事業をされているのか、自分としては非常に新鮮な勉強会でした。

勉強会の内容には深く触れませんが、改めて思ったのは
「仕組み化されたビジネスとはなんぞや」
という事です。

自分の中では、「仕組み化されたビジネス=自動化されている」というイメージがありました。

一度仕組みが回るようになったら個別の顧客対応やユーザー対応は必要なく、
「仕組み自体をメンテナンスする」だけで継続的に収益が上がっていくというイメージ。

仕組み自体のメンテナンス・改善にはパワーを使うので
不労所得というわけではありませんが、
個別案件に対して経営者自身のリソースを使う割合が少なければ
そのぶん長期的な収益改善に力を割くことができますし、
何かの理由で長時間働けない時期は最低限のパワーで収益を出し続ける事ができます。

とはいえ、そこまで都合の良いビジネス、みんなやりたいはず。

実際オンラインで完結するような事業は過当競争であり、
「メンテナンスと改善」だけでも結構な労力が必要になって来ています。

一方で、オフラインでの事業は参入も少なく
大手が参入しないようなニッチな市場であれば
相対的にメンテナンスコストも低く済むかもしれません。

その代わりシステムだけで完結できない部分も出てきて
マンパワーが必要になりやすいのですが。

ここで対立要素として
1.「自動化されているが、競合参入により徐々に難易度が上がるビジネス」
2.「自動化は難しくとも相対的に参入が少なく、一定の難易度で継続できるビジネス」
どちらを優先していくべきかという事を考えたりしています。

人を雇っていく前提であれば、1からスタートして徐々に2にシフトしていくことで
経営者のリソースは仕組みの改善に当てつつ継続的に収益も維持できるんだろうなと思います。

新しく起業しようという方は、どうしても1のパターンを選んでしまうと思うので
結果的に2のパターンの方が長期的に安定した経営はできるのかもしれないですね。

なんだかんだでオフラインで顧客押さえてるビジネスは強いなーと最近感じます。


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